ピアニスト 小野田知華が、バレエを習い始めたのは、何故?

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音楽教室で発覚した恐ろしい事実

ヤマハ音楽教室では、音楽に合わせて体でリズムを取りながら、手を叩いたり、打楽器を叩いたりする課題があります。

私も、みんなも、耳で音楽を聞いて、それに合わせて手を叩きます。

そして、自分の手拍子が音楽に合っているかどうかは、やはり、耳で確認するので、当然、タイミングはバッチリ合っていました。

だから、私的には、何の問題もなく課題をクリアしているつもりだったのですが・・・

その頃は、親も一緒に教室内にいたので、課題に取り組んでいる様子を母が見ていて、恐ろしい事実に気づいてしまったんです。

膝を曲げるタイミングが、ズレてる!!!!

解決策は?

みんなが、伸びあがる時に膝を曲げて小さくなり、
みんなが膝を曲げる時に一人だけ伸びあがる・・・

この様子を見ていた母は、心配になったそうです。

「音は合っているから、今のところ支障はないけど、自分の姿を鏡などで見たりしたら、(運動神経が悪いだけなのに)リズム感がないと誤解するんじゃないかしら」

「せめて、人並みに、音に合わせて体を動かせるようにするためにどこかで教えてもらった方がいいかも・・・」

母が、真剣に悩みだしたタイミングで、私の通っていた幼稚園で、クラシックバレエ教室が開設されることになりました。

近くのバレエ教室の先生が、幼稚園に来て教えてくれるので、送り迎えの心配もないし、
なにより、本格的な教室ではないから、運動神経の良くない私でもついていけるのでは?

そう思った母が、通わせることにしたので、私はバレエを習い始めました。

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